時効警察シリーズDVD 時効警察、帰ってきた時効警察
テレビ朝日金曜ナイトドラマ枠にて放送され大人気を博した「時効警察」。
そしてさらなるパワーアップをした待望の第二弾である「帰ってきた時効警察」。
実のところ、私は「時効警察」をリアルタイムに観ていない。「帰ってきた時効警察」を観て、「時効警察」を観ていなかったことにもの凄く後悔した。そして「時効警察」は全てDVDで観ている。
今回、「帰ってきた時効警察」のDVDがようやく発売されることになり、大変嬉しく思っている。テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠は、個人的な見解ではあるが、対象としている視聴者がドラマごとに大きく異なるために、どうしても見逃しがちであり、またハマると徹底的にハマってしまうという起伏の激しいシリーズだと思う。
この「時効警察シリーズ」も例に漏れず、強烈な脱力感と、妙に冴えている推理やシナリオ、キャストの絶妙なバランスやちょっとした小道具にもこだわっている作りのおもしろさが魅力である。
サラッと見て大笑いするもよし、何度もDVDで細部までチェックして、制作者がこだわる細かなギミックを担当するもよし、人それぞれの楽しみ方が出来るだろう。
このシリーズが代表作ともなった(なってしまった?)オダギリジョー、麻生久美子の二人に注目してみるのも面白い。
また「時効警察から「帰ってきた時効警察」の2つを続けてみることで、更に楽しみは倍増することは間違いない。
「時効警察」とは
主人公はオダギリジョーが演ずる総武署時効管理課の警察官・霧山修一朗。彼は趣味で時効が成立した事件を捜査する警察官である。そしてパートナーには麻生久美子演ずるなぜか交通課の警察官・三日月しずか。あくまでも趣味で捜査しているという点がポイントで、犯人を突き止めたても逮捕できないし、そもそも逮捕する気もない。犯人も既に時効が成立している事件なので協力的であったり、再び事件について考え直すばあいもある。最終的に犯人を突き止め、推理を披露した後に「誰にも言いませんよカード」に捺印して犯人に手渡すのである。このカードには「この件は誰にも言いません」と書かれており、パートナーである。鈍感な霧山にヤキモキするパートナー・三日月しずか(麻生久美子)のイラつきぶりも愉快。(みきーる)
帰ってきた時効警察
DVD-BOX
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<特典映像>
◎未放送映像を復活させた特別版本編(第五話除く)
◎番外編ドラマ「総武署時効管理課 残業中」
◎各話解説対談
◎オーディオコメンタリー(第一話)
◎三日月しずかシークレットライブ
◎クランクアップ映像
◎そーぶくん映像集、PRスポット集ほか
<初回封入特典>「誰にも言いませんよ」カードセット
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